Su-27P データー
【メーカー】スホーイ設計局
【性能】
・乗員 1人
・全幅 14.7m
・全長 21.94m
・全高 5.93m
・最大速度 マッハ約2.3
・航続距離 約4,000km
・ハードポイント数 10ヶ所
・武装 30mm機関砲、空対空ミサイル、空対地ミサイル、対艦ミサイル、対レーダーミサイル、無誘導爆弾、誘導爆弾、ロケット弾
【ダイキャストモデル仕様】
・ソビエト連邦空軍 1989年
・全長 約21.9cm
・全幅 約14.7cm
第4号のレビュー
第4号は、いよいよ東側諸国の親分、ソビエト連邦の「Su-27 フランカー」です。「MiG-29 ファルクラム」と並んでソビエトを代表する戦闘機です。
冷戦時代は、ソ連の情報は殆ど公表されず、秘密のベールに包まれていましたが、現在は、Su-27の派生機が数多く存在し、多くの諸外国に輸出されています。
子供の頃テレビで、航空ショーで、Su-27が水平飛行中に進行方向と高度を変えずに機体姿勢をピッチアップし、そのまま水平姿勢に戻るいわゆる「コブラ機動」を見たときはソ連も凄い戦闘機を持っていると驚いたものです。
パッケージ化粧箱表面です。
パッケージ化粧箱裏面です。
付属のマガジンの表紙です。
マガジンの中身です。
段ボール箱からブリスターパックを取り出したところです。
今回は、フランカーに合わせてパッケージ箱も大きいです。特典の箱と比べてみました。
ブリスターパックからダイキャストモデルと同梱物を取り出したところです。
ダイキャストモデルの裏面です。ディスプレイスタンドを付ける関係で真ん中のハードポイントは省略されています。
スタンドを取り付けた全体像です。
コックピット近影です。左右に触角(?)のようなものが付いています。
ダイキャストモデルの後ろです。
垂直尾翼の近影です。
ライバル機、F-14とF-15を並べてみました。フランカーが大型戦闘機であることがわかります。
「Su-27 フランカー」は、アメリカが開発した「F-15 イーグル」や「F-14 トムキャット」などに対抗する為にソ連のスホーイ設計局が開発した戦闘機です。
プロトタイプの初飛行は1977年ですが、多くのトラブルが発生していた影響により実戦配備は、F-15よりも10年以上も遅い1986年です。
その分完成度は高くなり、当時のあらゆる西側戦闘機を上回る性能を発揮しました。航続距離は、追加タンク燃料を必要とせず、機内燃料のみで4000kmの飛行が可能です。
また、兵器搭載量にも優れていて、空対空ミサイル、空対地ミサイル、ロケット弾、爆弾を10ヶ所のハードポイントに分割しを合計4,430kgの兵器を搭載できます。
ダイキャストモデルのSu-27Pは、「フランカーB」とも呼ばれるソビエト連邦防空軍仕様です。基本的にロシア空軍仕様のSu-27Sとほぼ同一の機体であり、現在、ソ連防空軍はロシア空軍に吸収合併され、
現役機のほぼ全ては改修されてSu-27S仕様に統一されています。
「Su-27 フランカー」は、様々な派生型・発展型が継続開発されています。しかし型式番号の末尾のアルファベットが変更しているだけではなく、型式番号自体がアップしていたりする為、
非常にややこしくて判りづらいです。例えばSu-27とSu-35は見た目全く一緒です。
現在、発展型のフランカーファミリーは、冷戦後の軍縮とロシアの財政逼迫により、海外にも売却され旧ソ連諸国、インド、中国などでの運用が広がっています。