MiG-29SMT データー

エアファイターコレクション Mig-29SMT フルクラム【メーカー】ミコヤン・グレビッチ設計局

【性能】
・乗員 1人
・全幅 11.36m
・全長 17.32m
・全高 4.73m
・最大速度 マッハ約2.25
・航続距離 約1,500km
・ハードポイント数 6ヶ所
・武装 30mm機関砲、空対空ミサイル、空対地ミサイル、対レーダーミサイル、レーザー誘導爆弾

【ダイキャストモデル仕様】
・ロシア空軍 第7000航空師団 第5航空群 2012年
・全長 約16cm
・全幅 約11.5cm

第10号のレビュー

第10号は、旧ソビエト連邦時代に開発され、現在でも海外の戦闘機市場で高い人気を誇る「Mig-29SMT フルクラム」です。
冷戦時代は、ソ連の飛行機は徹底的な情報統制が敷かれており、「鉄のカーテン」と呼ばれてまったく情報がありませんでした。
しかし新聞で、F-15やF-14と同じく2枚の双尾翼で、エンジンは双発というソ連製とは思えない「Mig-29」を初めて見た時は衝撃を受けたものです。

フランカーとデザインが似ていますが、フルクラムは、局地戦闘を想定しておりフランカーに比べて機体サイズが小さく、コスパに優れています。一方、小さいがゆえ航続距離が短く、武器等裁量が少ないという欠点もあります。

エアファイターコレクション フルクラム マガジン表紙
付属のマガジンの表紙です。

エアファイターコレクション フルクラム マガジン中身
マガジンの中身です。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル ブリスターパック
箱からブリスターパックを取り出したところです。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル 同梱物
ブリスターパックからダイキャストモデルと同梱物を取り出したところです。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル 裏側
フルクラムの裏面です。ハードポイントが少ない為、ちょっと武装が寂しいです。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル 全体像
フルクラムの全体像です。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル 後ろ
フルクラムの後ろです。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル コックピット近影
コックピット近影です。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル スプリッター迷彩
特有の「スプリッター迷彩」も美しく再現しています。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル 垂直尾翼
垂直尾翼です。ロシア空軍の大きな赤い星が特徴的です。

エアファイターコレクション フルクラム ダイキャストモデル フランカーと比較
Su-27フランカーと比較してみました。同じスケールなのと思うくらいMig-29フルクラムは小さいです。

「MiG-29 フルクラム」は旧ソ連のミグ設計局で開発された、局地における格闘戦用途の戦闘機です。初飛行は1977年と結構古く初期生産型の”フルクラムA”と呼ばれる「MiG-29 ≪9.12規格≫」が1983年末に運用スタートしました。ソ連崩壊後もミコヤン設計局はMiG-29の開発を継続し、輸出機も含めて改良型は20種類以上存在します。

「MiG-29SMT ≪9.17規格≫」は、”フルクラムE”と呼ばれる「MiG-29M ≪9.15規格≫」の技術を用いて従来の使用機を改修した最新の改良型です。1998年に初飛行し、2004年に量産が開始されました。航続距離を伸ばすアドオン胴体燃料タンクとレーダー波吸収ペイント、超音速対艦ミサイル搭載などの特徴があり、夜間爆撃や偵察任務にも使用可能となり真のマルチロール機と生まれ変わりました。

「MiG-29SMT」は、現在ロシア空軍、エクアドル空軍、イエメン空軍が運用しており、レバノン空軍が今後導入予定です。