F-4EJ改 データー
【メーカー】マクダネル・ダクラス/三菱重工
【性能】
・乗員 2人
・全幅 11.7m
・全長 19.2m
・全高 5.0m
・最大速度 マッハ約2.2
・航続距離 約2,900km
・ハードポイント数 9ヶ所
・武装 20mmバルカン砲、空対空レーダーミサイル×4、空対空赤外線ミサイル×4または空対艦ミサイル×2
【ダイキャストモデル仕様】
・航空自衛隊 第302飛行隊 2001年戦技塗装
・全長 約13cm
・全幅 約11.7cm
第1号のレビュー
戦闘機ファン待望の雑誌がいよいよ発売! しかも完成品のダイキャストモデル付きです!
早速、第1号を買ってみました。
第1号は、長らく日本の空を防衛している「F-4EJ改 ファントムⅡ」です。第1号から航空ファンの気持ちをグッとつかむ戦闘機をチョイスしましたね♪
ファントムは航空自衛隊に配備されてから今年でなんと47年を迎えます。車なんて10年乗れば買い換えるのに、飛行機は寿命が長いですね~。
アメリカ軍は湾岸戦争を最後に実戦配備から退きましたが、日本ではまだ現役として防空任務にあたっており航空マニアからは「ファントム爺さん」なんて呼ばれています。
ファントムが活躍した漫画といえば「ファントム無頼」が有名ですね。漫画では魔改造される前の「F-4EJ」ですが、漫画のストーリー上でもファントムは旧式化した機体として描かれています。性能が劣るはずのファントムが当時アメリカ空軍最新鋭のイーグルに模擬戦で撃墜したシーンは一番印象に残るエピソードじゃないでしょうか。
パッケージ化粧箱表面です。創刊号はおなじみ特別価格です♪
パッケージ化粧箱裏面です。
毎号、解説書付きのマガジンが付いて来ます。
世界の戦闘機、攻撃機等が毎号1機ずつ揃るのが楽しみ。
創刊号はこのページから?切り離し頁がいまいち判りづらいです。
パッケージ化粧箱よりダンボール箱を取り出したところです。ブリスターパックにより厳重にダイキャストモデルが納められています。
ダイキャストモデルには毎号、可動式のディスプレイスタンドが付属します。
スタンドを取り付けた全体像です。
ダイキャストモデルの裏面も精巧に作られています。
シャークマウスもキチンと描かれてます。
2001年の戦技競技会のインテイクデザインです。
第302飛行隊の大きな尾白鷲の部隊マークもバッチリ再現しています。
ダイキャストモデルは、航空自衛隊の「第302飛行隊 2001年戦技塗装」の仕様です。第302飛行隊は、大きな尾白鷲の部隊マークが特徴です。2001年に開催された「航空総隊戦技競技会」に参加した際の特別塗装となっています。
「F-4」は、アメリカのマクドネル社が開発した艦上戦闘機ですが、アメリカで1958年に初飛行し、1960年に運用開始し、各諸国で運用されて総生産数が5,000機を超える超ベストセラー機です。政治的な事情により対地攻撃能力や空中給油能力を削り要撃戦闘機タイプに改修した日本仕様の「F-4EJ」が航空自衛隊に配備されたのが、なんと昭和46年(1971年)です。それから昭和56年(1981年)までに140機の「F-4EJ」が航空自衛隊に納入されました。そのうちの90機が平成元年(1989年)よりレーダーや情報処理能力を格段に向上させた「F-4EJ改」に改修配備されています。
40年以上も酷使されたファントムもさすがに耐久年度もそろそろ限界が近づき、2008年より徐々に退役が始まっています。平成30(2018)年版「防衛白書」によると、「F-4EJ改」の総数は48機となっており、今後少しづつ「F-35A ライトニングⅡ」にバトンタッチしていくことになるでしょう。本当に、長い間、日本の空を守ってもらい、感謝、感謝です。