F-14A データー
【メーカー】グラマン
【性能】
・乗員 2人
・全幅 19.54m(後退角20度)
・全長 19.1m
・全高 4.88m
・最大速度 マッハ約2.34
・航続距離 約3,220km
・ハードポイント数 6ヶ所
・武装 20mmバルカン砲、長距離空対空ミサイル(AIM-54 フェニックス)、中距離空対空ミサイル(AIM-7 スパロー)、短距離空対空ミサイル(AIM-9 サイドワインダー)
【ダイキャストモデル仕様】
・アメリカ海軍 第84戦闘飛行隊 ”ジョリーロジャース” 1981年
・全長 約19.1cm
・全幅 約19.5cm
第2号のレビュー
第2号は、戦闘機のかっこよさで言えば間違いなく上位にランキングされる「F-14Aトムキャット」です!自分の中でも、一番好きな機体です。
映画「トップガン」や漫画「エリア88」でも活躍しました。アニメ「超時空要塞マクロス」に登場した可変戦闘機「バルキリー」のモデルにもなっています。SEGAの体感ゲーム「アフターバーナー」のモデルにもなりました。
パッケージ化粧箱表面です。今回より価格が2,190円になりました(涙)
パッケージ化粧箱裏面です。
付属のマガジンの表紙です。
マガジンの中身です。
パッケージ化粧箱よりダンボールを取り出したところです。今回も厳重にダイキャストモデルが納められていました。
ブリスターパックからダイキャストモデルを取り出したところです。
スタンドを取り付けた全体像です。
ダイキャストモデルの裏面です。3種類のミサイルが装備されています。
座席には二人のパイロットが再現されています。
可変翼を最大に開いてみました。
スカル&クロスボーンの海賊旗マークも精巧にバッチリ再現しています。
ダイキャストモデルは、スカル&クロスボーンの特徴的なマーキングの「第84戦闘飛行隊 ”ジョリーロジャース”」仕様です。映画「ファイナル・カウントダウン」でも登場し、トムキャットとしては知名度の高いマーキングです。
1976年よりF-14を配備した第84戦闘飛行隊(VF-84)は、ベトナム戦争や湾岸戦争で活躍しました。残念ながら海軍部隊削減計画の一環として1995年10月に解隊しました。解隊後は、スカル&クロスボーンのマーキングは、第103戦闘攻撃飛行隊(VF-103)に引き継がれています。
「F-14 トムキャット」は、創刊号でもレビューした「F-4 ファントムⅡ」の後継機として、グラマン社(現:ノースロップ・グラマン社)が開発した艦上戦闘機です。
1973年より運用が開始されました。トムキャットの特徴は、かっこよさはもちろんの事、アクティブレーダーホーミング長距離空対空ミサイル「AIM-54 フェニックス」を最大6発搭載可能な事でしょう。射程は200kmを超え、トムキャットに搭載していたアクティブレーダーで同時24機の目標を追尾でき、最大6つの目標に対して同時攻撃可能という化け物ミサイルでした。
ゲーム「大戦略」では、F-14ユニットの長距離フェニックス一斉発射で敵ユニットを消滅させ最強武器だったのですが、、、。
いかんせん、このフェニックス1発があまりにも高価で、最大6発搭載しても、空母に着艦する時は、重量オーバーで海上に2発投棄しないといけないというトホホな仕様、、、。
アメリカ海軍では40年間フェニックスを運用してましたが、実戦で使われる事態がなく、2004年にひっそりと運用を終了しました。
そしてトムキャットは、機体が大きくて、可変翼で重量も重いし、メンテナンスも大変、運用コストがバカ高い等々、問題が多かった為、より低価格でマルチロール性に優れた「F/A-18E/F スーパーホーネット」に代わられました。
2006年にアメリカ海軍からは全機退役し、2018年現在、イラン空軍のみトムキャットの運用を継続しています。