A-10C データー
【メーカー】フェアチャイルド・リパブリック
【性能】
・乗員 1人
・全幅 17.53m
・全長 16.16m
・全高 4.47m
・最大速度 マッハ約0.6
・航続距離 約4,100km
・ハードポイント数 11ヶ所
・武装 30mmガトリング砲、ミサイル(AGM-65マーベリック、AIM-9サイドワインダー)、ロケット弾、爆弾等
【ダイキャストモデル仕様】
・アメリカ空軍 第23戦闘飛行隊 ”フライングタイガース” 2014年
・全長 約15.9cm
・全幅 約18cm
第8号のレビュー
第8号は、アメリカ空軍初の近接航空支援専用攻撃機、「A-10 サンダーボルトⅡ」です。別名タンクキラーとも呼ばれ、機首下面に装備された「30mmガトリング砲“アヴェンジャー」で
次々と戦車、装甲車両を破壊する大戦果をあげています。
漫画「エリア88」では、グレッグ・ゲイツがA-10に乗って大活躍しました。
付属のマガジンの表紙です。
マガジンの中身です。
パッケージ箱を取り出したところです。翼が大きくて斜めで収められてました。
箱からダイキャストモデルを取り出したところです。
サンダーボルトⅡの裏面です。兵器をこれでもかと搭載しています。
サンダーボルトⅡの無骨な姿はウォートホッグ(イボイノシシ)と呼ばれています。
サンダーボルトⅡの後ろです。後ろの形状も独特なスタイルです。
コックピット近影です。ガトリング砲も忠実に再現しています。
垂直尾翼には「フライングタイガース」のマーキングが入っています。
F-4EJ改ファントムⅡとのツーショットです。サンダーボルトⅡの翼の大きさが際立ちます。
ダイキャストモデルは、「アメリカ空軍 第23戦闘飛行隊 ”フライングタイガース”」のマーキングです。A-10Cは、アビオニクスと、コックピットの計器盤を一新して「グラス・コックピット」となりさらにレーザー指示/照準ポッド搭載など、新たな戦闘機能が追加されたモデルです。
「A-10 サンダーボルトⅡ」は、近接航空支援に特化した機体である為、最高速度がジェット機としては、異例に低速な700km/h代ですが、低速・低空での運動性能は抜群で、誘導爆弾や機関砲による攻撃を精密に行うことが可能です。この速度性能は低燃費にもつながっており、長時間戦場に滞空して支援を継続することが可能です。
そしてA-10には、ガトリング砲以外に対地攻撃用のハードポイントが11個あり最大7tもの兵器を搭載した状態で作戦が可能です。
また、A-10はとにかく頑丈に作られており、少々の被弾でも作戦遂行可能。エンジン、垂直尾翼、主翼が片方失っても飛行できる設計になっており、湾岸戦争やイラク戦争では数々の武勇伝を残しています。
1977年より運用を始めて、かれこれ40年間使われて続きましたが、その間、何度も退役論が出ていました。その度に世界で戦争やテロが発生し、A-10は素晴らしい戦果をあげ、退役が先延ばしになり、ついにアメリカ空軍はA-10の退役を無期限延長しました。これからまだまだテロや戦争のたび、A-10の出撃し活躍することでしょう。